勉強ができる子どもを育てるには② ー小学生編ー

さて前回勉強ができるようになるための3つの力

①主体性

②想像力

③暗記力

についてお話ししました。

今日はどのようにこれらの力を養うのかというお話です。

特に小学生の保護者の皆さん向けです。

簡単にできるおすすめは2つ。

一つは、口頭で問題を出し合うことです。

最初は簡単な基本計算(最初は一桁の足し算からスタート)で大丈夫です。

徐々に桁数を増やしたり、掛け算、割り算をしていき、徐々に文章題に移行します。

例えば

「バスに最初は5人乗っています。最初のバス停で6人乗って、2人おりました。次のバス停で3人乗って8人おりました。

 今何人バスにのっているでしょうか」

などです。

もちろん教科書にのっている例題でも構いませんが、徐々に設定を長くしていくとよいでしょう。

ポイントは、これを口頭で行うということです。

口頭で行うことで、

いつでもたくさん行うことができます。

正解したら「正解!」といって次の問題をすぐに出してあげてください。

たくさん正解することで、子どもは嬉しくなります。

自分から次の問題を催促するようになります。(主体性)

また、口頭でやり取りすることは、問題そのものを一定期間頭の中にとどめておく訓練になります。(暗記力)

先ほどの例題のような設定だと、状況を自分で再現(イメージ)していくことも必要となります。(想像力)

もちろん、机に座っての勉強は取り組む必要はありますが、これは遊び感覚で楽しみながら取り組むことができます。

 

小学校低学年の間に、このやり取りの習慣をつけておくと、高学年になっても取り組むことができます。

 

いかがでしょうか。

次回は、残りの二つ目についてお話します。

 

教室長

加藤