勉強ができる子どもを育てるには⑥ -中高生編ー

今日は、前回の内容の中の、

「学習のルーティン化」についてお話します。

 

この話をすると、よく毎日3時間勉強しようとかいう話になります。

それはそれで大切ですが、ここでは時間ではなく内容の話をします。

 

中高生にきくと、たいがい学校の課題や塾の課題以外は勉強していません。

学校によっては、それで結構なボリュームにもなる場合もあり、勉強量としては十分ということもあります。

でも・・・です。

それだけだと完全に受け身の勉強となります。

もちろん、やらないよりはいいですが、勉強をこなしているだけといったイメージです。

 

そんな日々の学習の中に、自分なりに考えて必要なものを5分でも10分でもよいので、

行っていくのが、「学習のルーティン化」です。

例えば・・・

「高校1年生の生徒で数学がなかなかできないとき、原因を自分なりに考え、中学内容から復習の必要があるなので、1日10分中学の教科書を5ページずつ解きなおす」

といったことです。

遠回りかもしれませんが、大切なのは、自分で主体的に考え実行することです。

そしてそれを日々のルーティンにしていくこと。

 

常に自分に何が足りなくて、どんなことをすれば改善できるかを考え続けること。

 

大学受験には最も大切な力となりますね。

 

では。

 

教室長

加藤