今日は、前回の内容の中の、
「学習のルーティン化」についてお話します。
この話をすると、よく毎日3時間勉強しようとかいう話になります。
それはそれで大切ですが、ここでは時間ではなく内容の話をします。
中高生にきくと、たいがい学校の課題や塾の課題以外は勉強していません。
学校によっては、それで結構なボリュームにもなる場合もあり、勉強量としては十分ということもあります。
でも・・・です。
それだけだと完全に受け身の勉強となります。
もちろん、やらないよりはいいですが、勉強をこなしているだけといったイメージです。
そんな日々の学習の中に、自分なりに考えて必要なものを5分でも10分でもよいので、
行っていくのが、「学習のルーティン化」です。
例えば・・・
「高校1年生の生徒で数学がなかなかできないとき、原因を自分なりに考え、中学内容から復習の必要があるなので、1日10分中学の教科書を5ページずつ解きなおす」
といったことです。
遠回りかもしれませんが、大切なのは、自分で主体的に考え実行することです。
そしてそれを日々のルーティンにしていくこと。
常に自分に何が足りなくて、どんなことをすれば改善できるかを考え続けること。
大学受験には最も大切な力となりますね。
では。
教室長
加藤