勉強ができる子どもを育てるには⑦ -中高生編ー

さて、前回は「学習のルーティン化」についてお話しました。

今回は、2番目。

「復習よりも予習」

これについてお話します。

 

復習も大事だよ!という声もあります。

もちろん大切です。

ただ、今日はこのブログで何度もお話ししている「主体性」観点からの話となります。

 

自分で予習をしておくと、何がよいのか。

 

「学校の授業の中で、どの部分が自分にとってより必要なのか、

 判断しながら受けることができる」

 

これにつきます。

 

何も予習をしていないと、しっかり学習しようとしたら、すべて同レベルで先生の話を聞かなければなりません。

重要か重要でないかも先生の言った通り。

先生の言ったことを一方的に受け取るだけですね。

 

予習をしておくと、その話に強弱をつけることができます。

自分に必要な情報の判断。

これが主体的に授業を受けるということですね。

この練習が必要なことです。

 

必要な情報を自分で判断し続ける練習を重ねることが、

例えば、現代文の文章問題にも活きてきます。

ただ漫然と文章を読むのではなく、必要な情報をピックアップしながら読み進めることが可能となります。

 

予習を中心とした学習を進めていくと、このように「主体性」も養うことが可能となります。

 

では。

 

教室長

加藤