学習塾の環境選び! 子どもに合った環境を選ぼう

学習塾の環境選び! 子どもに合った環境を選ぼう

子どもにとって学びやすい学習塾を選ぶためには、その塾の環境が重要になります。一概に環境といっても、施設や設備面だけではありません。講師に気軽に相談できたり、塾の場所や防犯対策であったり、子どもが安心して学べる空間が用意されていることも重要です。お子さまが学習しやすい環境を見つけるためには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。

施設・設備

学習塾を施設や設備の面から確認します。まずは学習塾の場所が重要となります。子どもたちは、学校の授業や部活、ほかの習い事などで大人が思うほどに時間がありません。塾が家や学校から近い、または駅から近いといった通いやすい場所にあることが重要です。

そして、塾内の学習環境です。集中して授業に取り組める空間、教科書やテキストを置いても余裕のある机や、長時間勉強しても疲れにくい椅子、明るい照明、授業が分かりやすくなるためのホワイトボードなど、適切に学習できる空間であることが大切です。また個別指導塾の場合には、周りの視線を気にすることなく勉強に集中できるブースも必要になるかと思います。

そして、自習環境も重要です。子どもたちのやる気が長続きする、自習空間が整備されている、そして好きなときに使えることに注目しましょう。個別の仕切りで区切られた自習スペースは、集中して勉強を進められて良いのですが、多人数で自習する自習室であっても、周りのほかの子どもが真剣に学習に取り組んでいる姿から刺激を受けることで、学習がはかどる場合もあります。授業のない日や、学校が早く終わったときなどに利用することで、自宅以外のもう一つの勉強部屋として学習を進められます。

またそれ以外にも、生徒が塾に入退室したことをメールなどで確認できるサービスや、万一の事故に使える保険など、防犯や通学時の事故に備えた対応にも気を配ってください。

学びやすい環境①

学習塾選びで、施設・設備以外にまず考えなければいけない環境は、授業計画やカリキュラムです。カリキュラムでは、一人ひとりの目標や夢の実現に向けて、学力や性格、部活や習い事、自主学習の状況などに合わせた、オーダーメイドの学習計画を立てることが重要です。

子ども本人が、自分で学習計画を立てることができれば良いのですが、実際にはうまくいかないことが多いでしょう。その手助けをするために、本人の代わりに学習塾がカリキュラムを立て、それにしたがって学習を進めることが学力アップの近道です。また、地域に特化した授業内容に併せたカリキュラムや、受験対策に対応しているなど、しっかりしたカリキュラムが組まれていることも確認してください。

このように、子ども一人ひとりに合わせてカリキュラムを組むことは、簡単なことではありません。学習目標を達成するには、いつまでに何をしたら良いのかを、講師がきちんと把握して塾での学習計画を立て、また、自主学習の計画や進捗度のチェックも行うことで、生徒や保護者とより緊密に共有できます。つまり、しっかりしたカリキュラムを組めるシステムと、講師の質の高さが注目すべきポイントといえるでしょう。

学びやすい環境②

講師の質の高さが重要であることが分かったところで、次に大切にすべき点は、子どもが講師に気軽に相談できる環境です。子どもがスムーズに学習を進めるためには、講師との距離の近さが重要になります。講師にこまめに学習内容の質問を行うことで、講師も分からないところを確認ができます。このことでその子どもにあったカリキュラムを一緒に組むことが可能になります。

また、学習に関する質問だけでなく、一人の先輩として学校での出来事に関する相談や、高校・大学への進路相談、将来の職業や夢のことなど、気軽にいろいろな相談をできることが、スムーズに学習を進める上での助けになります。講師が大学生であることに対して否定的な意見もありますが、生徒として塾に通った経験があることで、当時の自分と今の子どもたちの姿が重なって、気軽に話ができる関係になれるのです。自分が塾で学んでいたときに味わった勉強の感動やうれしさ、難しさや悔しさを、子どもたちに教えたいと考えています。

まとめ

ここまで、学習塾の環境で重要なポイントを確認してきましたが、一番に重要なことはご自分のお子さまに合った学習環境を選んでいただきたいことです。子どもが学びやすい環境を選ぶのは大人の責任です。

「TIP個別指導」では、当塾の卒業生である国公立大学の学生が講師を務めるなど、質の高い講師陣を揃えています。また、地域の小中高対策をしっかり行っており、学校の授業の進め方にも合わせた学習が可能です。学習塾探しをされるときは、自分の子どもに合った環境を選ぶように心掛けてください。