日々、公立中学生の指導にあたる中で、よく聞かれる質問があります。
「個別指導って、どういうことをしてくれるんですか?」
「集団塾と何が違うんですか?」
そこで今日は、**私自身が大切にしている“個別指導の本質”**について、お伝えしたいと思います。
① 本人のレベルに合わせる
まず大前提として、“その子に合った内容とレベル”で指導することが個別指導の出発点です。
定期テストで20点台の生徒と、80点台の生徒では、
必要な内容も、取り組むべき課題も、当然違います。
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式の立て方がわからない子には、例題を一緒に読みながら。
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ミスが多い子には、計算のスピードと精度を点検しながら。
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高得点を狙う子には、記述の細部まで仕上げていく。
一人ひとりの到達度を見極めて、「今の本人に必要な学習」を絞り込んでいくのが個別指導の最大の価値です。
② やることを“省く”ことも大切
意外に思われるかもしれませんが、
個別指導で私がよくやるのは、「これはやらなくていいよ」と省くことです。
よくあるのが、
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ワークを1ページ目から最後まで、全部こなそうとしている
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難問にもとりあえず手を出して、途中で混乱している
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もうできている内容を、何度も繰り返している
こうした“やらなくていい勉強”が、成績停滞の原因になることもあります。
「この問題は今はやらなくてOK」
「ここはできているから、次の単元へ行こう」
時間をどう使うか、何を削るかまで考えるのが個別の役割です。
③ 本人の気持ち・状況を汲み取る
そして何より大切なのが、本人の今の状況や気持ちをしっかり見てあげることです。
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ワークをやってきたのに、提出直前で焦っている
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テスト前なのに勉強に手がつかない
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点数が悪くて、少し自信をなくしている
そういった“表情”や“空気”を感じ取れるのが、個別指導の強みです。
「今日は元気ないな」
「ちょっと焦っているかもしれないな」
そんな様子に気づけるからこそ、声のかけ方や課題の出し方も変わります。
点数を上げることはもちろん大切です。
でも、その子が“自分のペースで前に進む”ための環境をつくることこそ、個別指導の価値だと私は考えています。
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「わかる」から「できる」へ
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「やってみようかな」から「やればできる」へ
そんな一歩を支えることが、私たち個別指導の役割だと信じています。


